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APRSプログラム UI-View32の登録
無線局の位置情報を地図に表示したり、メッセージを交換したりするプログラムです。UI-View32セットアップ
インストールから設定までを詳しく説明されたサイトがありますので、そちらを参照してください。
■UI-View32インストール後、一旦閉じて、国内向けにする為に必要なファイル操作(1. 2. 3.)を行います。
AGWPEは設定済みとして進めます。
2.用意した地域の地図 (jpg/gif) とその緯度経度情報が記述されたinfファイルを保存
\Peak Systems\UI-View32の\MAPSフォルダーに保存します。
なければ、既に東京の地図"Tokyo Area(1)"が入っているので、試しに使うことができます。
地図データ作成等については、個別サポートしますのでメールで問い合わせてください。
3.地図に表示するアイコンファイルの更新
\Peak Systems\UI-View32フォルダーに下記ファイルを解凍保存します。
オリジナルより小さめのアイコンになります。
UIview-MySymbols-RevH.zip
■UI-View32を起動して各画面の設定をします (「APRS入門」を参考に)。最後にソフトTNC AGWPEやサーバーの設定をします。
エラーのメッセージがでても、気にしないで次に進みます。
2.プルダウンメニューから地図を指定
[Map] =>[Load A Map] =>"Tokyo Area(1)"をクリックする。(即地図表示、東京の例)
■PCのサウンド(マスタ音量)で送受信のレベルを調節
1.一旦、UI-View32とAGWPEを閉じて、AGWPE =>UI-View32の順に再度起動します。
3.タスクバーにあるAGWPEをクリックして、[SoundCard Tuning Aid]をクリックします。
Osciloscope Styleで (・)SineWaveを選択します。この時、ノイズらしき波形がでればもうすぐです。
5.オシロスコープの受信波形が半分以上フルの間になるようにマイクボリュームで調節します。(写真の波形)
APRSのパケットが受信されない時はスケルチを開いて、ノイズが少し画面からはみ出すくらいにセットします。
注意) [SoundCard Tuning Aid]画面の[Set Volume]は使用できません。
7."マスタ音量"と"WAVE"以外はすべてミュートにします。
レベルの波形観測が難しいので、あらかじめレベルを小さめにして、
実際に他のリグでパケットを受信しながら合わせ込みます。
例として"マスタ音量1/3"と"WAVE1/2"でダメなら"WAVE"を上げる・・・。
AGWPEの画面をすべて閉じます。(タスクトレイに残る)
8.UI-View32の[Terminal]をクリックします。(下の写真の右下)
ここに表示させるデータのソースを選択します。
[Option] =>[Filter]で電波受信したデータとネットデータを非表示選択します。
数分後、受信データがリアルタイムに表示され、同時に該当の地図にも場所表示されます。
ヒント1)
Terminal画面で近くのモービル局を受信しているのに地図に表示されない場合、次の設定をしてみてください。
Setup =>Exclude/Include Lists の画面で、左下のEnable exclusions のチェックをはずす。
Options =>Exclusions Enabled のチェックをはずす。
ヒント2)
デジピーターが多い地域でビーコン送信される移動局へのお願いです。
パスがメーカーの初期設定で、"WIDE1-1, WIDE2-1"になっておりますが、これを"WIDE1-1"だけにしていたきたいです。
メーカーの初期設定だと、一つのビーコンに対し最大二つの転送が発生し、合計三つの同じビーコンを受信する事があります。
転送電波が少なくなり、混信が減ることで他局のビーコンも通りがよくなります。
デジピーターが少ない地域でも、山岳移動などの時は同様に一時的に設定変更をしましょう。
ヒント3)
デジピートされたパケットもAPRSサーバーに転送され、サーバーの負荷になっている。
デジピート局がI-Gateも兼ねていることが多いので、移動局のパケットがどこで APRSサーバーに転送されたかを
チェックして必要に応じ、デジピートされたパケットはAPRSサーバーに転送しない設定にしてください。
移動局のパケットのフレームの qARやqASの局が APRSサーバーに転送した局です。
[File] =>[Edit IGATE INI] =>[Setup] =>[Max digis for local] ここを"0"にします。
この画面でついでですが、最も重要な設定です。次は絶対にチェックしないこと。[Gate all RF to INET]
ヒント4)
ビーコンメッセージに"{UIV32N}"がくっついて表示される事が時々あります。意識して設定している局は別として、
はずしたいと思う局もおられるのでは。次の設定をしてください。
[Setup] =>[Station Setup] "UI-View Tag"のチェックをはずす。
ウェザーレポート局の場合、[WX Station Setup]のタグもチェックをはずしてください。
ヒント5)
距離の単位が"miles"表示になっているが、"km"にする設定。
[Stations] =>[Station List] の下のボタンの[Km/Miles]をクリックして切り換えます。
Station Setup内の"km"ボタンでは切り換りません。