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HANSTIR STの分解・組立ての解説
購入後のHANSTIR STの配線接続変更やケーブル交換の手順
リグの交換などでケーブルの配線接続変更やケーブル変更が必要になった時の作業手順です。
MiniDINケーブル6Pの場合、各社共通なのでほとんどそのまま使えますが、こちらにメール確認してください。
・分解のしかた(写真はHAMSTIR DX)
1.まず、リグなどの金属部に3秒程度触れて、静電気を逃がします。
2.ケーブル側のパネル取付け3mmネジ(2本)をはずします。
3.ケーブルの束を引いてパネルごとボードを引き出します。
4.配線リストを参照しながら変更作業をします。
・組み立てのしかた
ご注意 : ボードの部品面がケースの底面側になります。(ボードは倒立取付)。
1.ボードの両角をケースの溝に合わせる。
ボードをずるずると押し込みますが、途中で束線のタイがケースに引っかかるので内側に寄せる。
PC側ケーブル3本が縦一列になるようにしてボードをさらに押し込む。
ボードのエッジがケースの奥5ミリくらいまで押し込みます。フロントパネルに当たるところまで。
2.パネルをケースに合わせます。ケーブルが固めですがそのまま合わせます。
3.パネルを3mmネジ(2本)で取り付けます。
HANSTIR ST : VoIP優先からパケット優先に変更する手順
HAMSTIR STを購入後、改造する手順ですが さほど手間はかかりません。
リグに 9600bps対応の DATA端子が装備していることが前提になります。
VoIP優先の場合、APRS運用は 1200bpsまでですが、パケット優先に変更することで、9600bpsの運用が可能になります。
リグの変調回路にほぼ直接 変調をかける為、送信側の信号レベルは一般的に 2Vp-pになります。
通常、PCの出力 (LINE_OUTやSPEAKER_OUT) は、ハムスターも含め Max付近になります。
ただ、過変調は即電波法に触れますから、測定器なしの設定の場合は、別のAPRS機で確認しながら小さいレベルから
スタートして徐々に大きくしていってください。
VoIP, SSTV, PSK31なども、リグの回路構成がVoIP優先とは異なりますが運用は可能です。
受信側の信号レベルは大差ないですが、送信側は過変調に常に気を配ってください。
・HAMSTIR ST パケット優先に変更する手順 HAMSTIR_ST_ToPacket-Modify.pdf
HANSTIR ST : パケット優先からVoIP優先に変更する手順
HAMSTIR STを購入後に改造する手順ですが さほど手間はかかりません。
リグのほうでも 9600bps端子から1200bps端子に切り替える設定をします(工場出荷時の設定に)。
PC出力 (LINE_OUTやSPEAKER_OUT) も、下げる方向でレベル設定をします。
・HAMSTIR ST VoIP優先に変更する手順 HAMSTIR_ST_ToVoIP-Modify.pdf